プリンセスクルーズ🚢WEB応募前の対策・準備

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豪華客船・クルーズ船で働くのが目標だった私は、2023年、初めてWebサイトから応募をしました!

実際にプリンセスクルーズに採用が決まった私の、リアルな応募前の対策・準備をご紹介します。

プリンセスクルーズに応募を考えている方や、他の豪華客船に応募する方、特に初めて客船に応募する方に、応募という大きな第一歩への勇気の後押しになればと思います!

プリンセスクルーズのWEB応募から採用までの手順を知る

  1. プリンセスクルーズの公式サイトを開く
    • 求人ページを開く
    • 好みのポジションを選択する
    • 履歴書を作る(日本語サイトは、エンゲージの質問に答えていく)
    • 履歴書をフォームに添付して応募する(自動作成された日本語の履歴書で応募できる)
  2. オンライン面接
  3. オンライン英語テスト
  4. 採用

Youtubeを見る:初めての応募にオススメのクルーズ船を知る

初めての応募にオススメのクルーズ客船は、ノマドエリさんのこちらの動画でしっかり勉強しました。

プリンセスクルーズについて調べる

まずは、プリンセスクルーズについて、どんな会社なのか、どんな船なのか調べました。

公式サイトやSNSで調べる

日本語の公式サイトや、公式Youtubeチャンネル、公式SNSで、素晴らしい外観のクルーズ客船や、プリンセスクルーズを楽しむゲスト・クルーの様子を見て、応募へのモチベーションを高めました。

ダイヤモンドプリンセス号という日本人観光客向けの客船を持っていることから、プリンセスクルーズは、日本語を話すスタッフをたくさん募集していることがわかりました。

求人サイトの見つけ方

日本語求人サイトと英語求人サイトの違いまとめ

プリンセスクルーズは、二種類の応募の仕方があります。日本語サイトから応募する方法と、英語サイトから応募する方法です。私が感じたそれぞれのメリット・デメリットを簡単にまとめました。

  • プリンセスクルーズ採用情報(日本語)
    • メリット
      • 応募がすぐできる(※エンゲージに会員登録・履歴書登録していれば)
    • デメリット
      • (エンゲージの会員登録・履歴書登録が面倒)
      • 選べる職種・ポジションが少ない

私は英語サイトから応募しました。英語の履歴書を作るのは大変ですが、他のクルーズ船に応募するときに使える・面接の時に使える、などメリットもあります。

どのクルーズ客船の公式サイトにも、「careers」といった求人情報のページが用意されています。なかなか見つからないときは、サイトの一番下で見つかることが多いです!

英語の求人サイトの英語対策おすすめ・失敗したこと

英語のサイトが読めない・読みづらい方はGoogleのwebページ翻訳を使うと便利です。日本語訳が所々間違っていますが、大体の構成や見つけたいところが見つけやすくなると思います。

私はページを印刷して、辞書片手に翻訳してみましたが、とても手間がかかり、必要ではないと感じました。こんなところで頑張るより、サッと応募して、英会話教室を受講しましょう。

Youtubeを見る②:オススメのポジション・職業を知る

求人ページからは、日本人向けの求人情報にアクセスできます。日本人向けの求人情報は、ポジションが受付や接客関係、翻訳・通訳の職種に限られます。例えば私が希望していた、パティシエやベーカリー、キッチン職などは募集枠がありませんでした。

一度契約期間を終えたクルーは、同じ船で異動が簡単にできるそうなので、自分が経験したことのあるポジションがあれば、まずはそのポジションに応募しましょう!

応募におすすめのポジションや、同じ船での移動については、ノマドエリさんが上記の動画とこちらの動画で解説してくれています。

CV(英文履歴書)を作る

履歴書だけでも大変なのに、英語で書く・・・。とても大変ですが、他の船への同時応募や、面接時に使えますので、頑張って作成する価値はあります!

私はおよそ1ヶ月をかけて制作しました。船によっては、応募ページにログインしてから応募完了まで時間制限がありますので、必ず応募ログイン前に作っておきましょう。

CVを書いた実際の詳しい手順については、こちらの記事をご覧ください。

indeedのCV(英文履歴書)の書き方を見て勉強する

「CV 書き方」で検索すると、たくさんのブログとテンプレート画像が見つかります。日本の履歴書と異なり、本当に様々なフォーマットがあって混乱してしまいました。

一番わかりやすく、取り入れやすかったのがindeedの記事でした。

フォーマットが自由だと知ったので、結果完成したものはだいぶ違いますが、求人情報に載っているフレーズを使うことや、CV(英文履歴書)で定番のフレーズなどが学べました。

誰かのCV(英文履歴書)を参考にする

レイアウトや文章量のイメージがつかなかったので、友人の履歴書を参考にしました。自分の強みや経歴が一番載せられるように、レイアウトを工夫しました。

Youtubeを見る③:GPT-4の使い方を学ぶ

GPT-4が話題になった頃だったので、中田敦彦のYoutubeを参考にして、履歴書を作成してみました。

フォーマルな英語や、正しい文法を勉強する時間が省けたので、ずっと早くCVを完成させることができました。GPTが使った英単語を学べば、効率よく必要な英単語だけを学べて、面接にも応用できます。

DeepL翻訳を使って英文を直す

GPT-4だけでは不安だったので、DeepL翻訳を通して日本語訳・英語訳を繰り返し、間違いがないか確認をしました。

英語ネイティブにCVを添削してもらう

英語ネイティブの友人と英会話の先生にCVを送り、添削してもらいました。Skypeで通話しながら、添削した内容を確認、直していきました。GPT-4やDeepLではわからない、英文書での;(セミコロン)や,(コンマ)の使い方、リストの正しい書き方を知ることができました。

オンライン面接の英語対策おすすめ

カンペを作る。

お好きなノートを使い、見開き1ページに全てをまとめます。なぜなら、オンラインの面接をPCで行う場合、キーボードやデスクの上に開いて置いておけるからです!

面接官は、できるだけリラックスした状態の、自然な人柄や、質問の答えを聞きたいはず。そして、緊張で話せなかったり、伝えたいことを伝えられなかったりして後悔をしたくなかったので、開き直ってカンペを作りました。

実際にカンペを見なくても話せるように練習しました。ですが、

いざという時のメモがあることが、安心感につながりました。主に、下記の内容をノートにまとめて書いておきました。

  1. 志望動機・自分の特技を簡単にまとめた文章
  2. 始まりと締めの挨拶
  3. 聞き取れなかった時に聞き返すための丁寧な表現
  4. Yes! OK!以外の表現、良い印象を与える相槌

参考にした資料とともに、実際行なった手順を解説していきます。

英会話の本で学ぶ:履歴書の文章を、3単語だけに書き換える

友人におすすめされた、なんでも英語で言えちゃう本では、3語で全てを伝える英会話が紹介されていました。履歴書用に作ったフォーマルで長々しい英文は覚えるまですごく時間がかかるし、ネイティブのようにスムーズに使えません。

この本を参考に、GPT-4の作った一つの文章をほどいて、自分でもわかる語彙と短い文章(主語、動詞、目的語の3単語)に作り替えました。また、発音が悪くて伝わらなかった時のために、別の単語で言い換える文章を作りました。

youtubeを見る④:面接で定番のフレーズを学ぶ

リスニング対策では、面接で必ず出てくるキーワードに絞ってHapa 英会話のこの動画で勉強をしました。

動画内で紹介されている丁寧な挨拶とはじめ方:

Thank you for inviting me to this interview.
(お忙しい中、面接の機会をいただき、ありがとうございます。)

は実際に使ったところ、とても感じの良い様子になりました。

そして、定番の、

Tell me about yourself.
(あなたの経歴などを教えてください。)

の答え方が何通りも紹介されていますので、自分の答えの内容に合わせてフレーズを選ぶことができました!

Youtubeを見る⑤:聞き取れなかった時のフレーズを学ぶ

StudyInネイティブ英会話の動画で、聞き取れなかった時のフレーズ特集があります。

Could you say that again?
(もう一度言ってくれますか?)

は実際使えました。

オンライン英語テストの対策おすすめ

プリンセスクルーズのダイヤモンドプリンセスの面接に合格したら、Marlins Testのリンクが送られてきます。

Marlins Testは、船に乗る人のための英語のオンラインテストで、問題が60問、カテゴリーが5つ、選択問題式です。約1時間程度かかります。Marlins Testのウェブサイトには、テストを受けるための「コード」を入れるところと、練習用のプレテストが用意されています。

  • Listening(会話や質問などの、リスニング問題)
  • Time and Numbers(時間や部屋番号など数字のリスニング)
  • Grammar(表現、類義語とか、熟語とか)
  • vocabulary(単語の意味、穴埋め、ジャンル分け)
  • Reading(文章を読んで問題に答える一般的なリーディング問題)

Marlins Test公式プレテストを受ける

プレテストは、全12問。職種によって3種類のテストから一つを選べます。Marlins Testの受け方や簡単な説明の後にプレテストを行い、終了するとスコアが%で表示されます。スコアは、カテゴリー別とトータルスコアが確認できます。

職種による3種類のテスト

  • Seafarers(船員)
  • Offshore Workers(オフショア労働者?)
  • Cruise Ship Staff(クルーズ船スタッフ)

何かわからない英単語があり、翻訳してもわからないときは画像検索をするとなんとなく理解できます。

Seafarers
Offshore Workers
Cruise Ship Staff

Youtubeを見る⑥:実際にテストを受けている録画で、模擬テスト

YouTubeには数はとても少ないですが、テストの様子を画面録画した動画があります。

この動画を見て、出題形式を確認し、本番と同じ全60問の模擬テストをしました。出題された問題からわからなかった単語(特に、船員や船の仕組み、クルーズ船ならではの単語)をノートに書き出し、Googleで画像検索して、勉強しました

採用のメールを待つ!

私がプリンセスクルーズのダイヤモンドプリンセスに応募するまでの準備、そしてテスト対策は以上になります。

kaede’s life & workのブログでは、クルーズ客船でクルーとして働く日々の紹介や、応募の仕方、応募の結果や体験談を紹介していきます。

プリンセスクルーズに応募を考えている方や、他の豪華客船に応募する方、特に初めて客船に応募する方に、応募という大きな第一歩への勇気の後押しになればと思います!

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