豪華客船で働く5つのデメリット
- 大切な人に会えない
- 一人になれない
- 好きなものを食べられない
- 趣味の制限
- 乗船まで時間がかかる
それぞれのデメリットについて詳しく説明していきます
大切な人に会えない
豪華客船クルーは、クルーズ船の中で暮らしながら働くので、家族、恋人、友人に半年〜10ヶ月会えないです。
親になった人にはかなり大きな選択になると思います。
客船クルーがパートナーの人は、同じクルーズ船配属にしたり、キャビンに泊まることができたりします。
一人になれない
クルーズ船内に、一人になれる場所はトイレしかないと思ってください!
ほとんどの豪華客船クルーは、ルームシェアで、仕事でも暮らしでも、通勤時にも休憩時にも誰かと空間を共有しています。
疲れている時や、病気だったり、メンタルが落ちている時は、1日に何人もの人と挨拶をしていると、かなりしんどいです。
好きなものを食べられない
豪華客船クルーの食事は、クルー用のレストラン「クルーメス」か、寄港地での外食または買ってきたものに限られます。
ダイヤモンドプリンセスにはクルーが使える電子レンジ・冷蔵庫・冷凍庫がないので、持ち込む食品はすぐ食べるか、常温保存できるものに限られます。
電気ケトルを持参すれば、お湯で戻すインスタント食品も楽しめます。
職種によってはゲストエリアのビュッフェやレストラン、バー、カフェで食事ができます。
趣味の制限
屋外でのアクティビティや、スポーツが好きな人は、クルーズ船では体が十分に動かせません。
タレントが好きな人はテレビや生配信、舞台やコンサート、フェスには行けません。
料理ができないので、料理好きの人、私のようにお菓子作りが趣味の場合、我慢するしかありません。
オンラインゲームが好きな人は、ネット環境が悪いので通信プレイができず、最悪の場合ログインもできません。
そもそも、豪華客船クルーは毎日10時間程度働いているので、何かを楽しむ時間は少ないです。
クルーズ船でできる娯楽は、読書、映画鑑賞、オシャレ、楽器…といったところです。
数時間のみという制限付きですが、旅行を楽しむことはできます!
乗船まで時間がかかる
豪華客船ではほとんどのクルーたちが半年から10ヶ月で下船し、交代して…と複雑なシステムになっているので、就職してから乗船までタイミングが難しいことがあります。
長い人で10ヶ月、私は手続きが全て終わってスタンバイしてから3ヶ月ほど待ちました。
乗船まではお給料が出ないので、あらかじめ貯金しておくこと、アルバイトや前職を続けることが重要です。
生活費の問題だけではなく、ただ待つというのはイライラしてしまったり、虚しかったりしたので、例えば英語の勉強に励んだり、何かやるべきことを見つけて充実した毎日を過ごすことも大切です。
まとめ
この記事では、ダイヤモンドプリンセスで働いていた豪華客船クルーとして、クルー生活で感じた5つのデメリットについてご紹介しました。
- 大切な人に会えない
- 一人になれない
- 好きなものを食べられない
- 趣味の制限
- 乗船まで時間がかかる
私はこのデメリットよりもメリットの方が大きいと感じて豪華客船クルーになりました。
人それぞれ自分にとって大切なものが違うと思います。
ブログやYouTubeにて他の客船クルーの情報もよく見てから、それでも客船クルーになりたい!と思ったら、ぜひ応募してみてください。
このブログサイトではクルーズ船への応募の仕方や、客船クルーの生活・仕事内容も紹介しているので、将来のキャリアを考えたり、一つの可能性・選択肢として客船クルーを検討するのに、よければ参考にされてください。